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化粧品全成分表示のトリック

こんにちは(#”#)
早いもので10月も月末ですね。。。
秋の紅葉を楽しんでいらっしゃいますか?

さて、今日は化粧品ラベルに記載されている全成分表示について少し書こうと思います。
多くの方がこの裏面表示について配合成分全て記載義務があることはご存知だと思います。

先日、シーコスメでコンサルティングしている会社様から『プレミックス原料』についてとパッケージに記載する方法についての質問がございました。
詳細をここで書くことは出来ませんが、参考までに一般的な『プレミック原料』について簡単に書いてみます。

『プレミックス原料』は多くの場合、化粧品に使用する植物エキスで使われています。
仕込みをする製造工場で個々の植物エキスを秤量して混ぜていくわけではなく、製造工場は原料メーカーがブレンドした『プレミックス原料』を購入します。

仮に4種類の植物エキスをブレンドした『プレミックス原料』を購入し、それぞれ異なる植物エキスをブレンドした4タイプの『プレミックス原料』を混合して商品化した場合、16種類の植物エキスが全成分表示に列記されます。
消費者は全成分表示を見て、植物エキスがとても多く配合されていると思いますよね。

ところが、『プレミックス原料』それぞれを1%未満の配合で混合している場合、どうでしょうか?!
広告では ”植物エキスたっぷり配合!”と謳っていても実際の植物エキスの含有量は極微量ですよね。
これが広告のトリックになる可能性が大きいのです。

全ての化粧品がこのトリック使用だとは言えませんが、裏面の全成分表示を見て「ワー!! 植物エキスがたっぷりだから肌に良いはずだわ!」と安易に喜ばない方がいいと思います。
以前、勤務していた化粧品会社では「プレミック原料をたくさん使ったし、植物エキスが多いから、フローラルの香りと大きくパッケージに書きたい」というマーケティング会議がありました。
合成香料の添加でしたし、植物エキスの香りと誤認させる表現はNGです。

このようにマーケティングと薬事担当者が衝突することは多く、最終的には社長判断が大きく反映されます。

それでは、消費者は何を基準に化粧品を購入すべきでしょうか?!

これはネット購入が当たり前になってきた現在、大きな課題です。
誇大広告は禁止されていますが、あとを絶たないのが現実です。

私がアドバイス出来るのは、あまりに高い効能効果を謳っている化粧品は避けた方がいいと思います。
加えて、特定の原料名(成分名)を特記している場合です。売り上げ重視のマーケティング戦略が薬事より勝ってしまっています。

化粧品の場合、医薬品のように臨床試験は義務化されていません。
数人のモニターのBefore&After画像で効果絶大と判断することも避けるべきでしょう。

テスターで試すことが出来る店舗がある場合、先ずは試してみてくださいね。
痒みや発赤が起こらないこと、実際のテクスチャーを体感してみること。
香りの確認も大切です。
香料が強すぎて気分が悪くなる方もいらっしゃいますからね。

自分の肌ですからご自分の肌で使用感を試してみるのが何より大切です。

シーコスメは千葉県でスタートしました。店舗を有していましたのでテスターで試していただいてから購入頂いておりました。
現在は東京で店舗を持っていませんのでネットショップに力を入れていない理由です。
現在は気に入っていただいたリピーター様メインにお使いいただいております。
在庫も少なくなり、終売も近づいてまいりました。
プラスチック容器の環境配慮から追加製造はいたしません。
今後は、薬事コンサルタントの業務で皆さまの使う化粧品に少しでもお役に立てればいいと思っております。