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化粧品の開発に動物試験は必要?

こんにちは。
今年の梅雨は長雨で日照時間がとても短いですね。。。
我が家で育てている野菜たちの生育も残念ながらよくありません。
植物も命があって実を結びます。
地球上で生活する私たち人間を含め、動物たちには命の尊厳があります。
むやみに命を奪うことをしてはならないと思います。

今日は化粧品開発で行われる動物実験について触れてみたいと思います。

2013年、EUでは化粧品の動物実験の完全禁止が実現しました。
ところが、日本では化粧品の動物実験については承認申請書に添付しなければならないという高いハードルがあります。

ご存知ない方も多いと思いますが、欧米には「医薬部外品」というカテゴリーはありません。「化粧品」か「医薬品」のいずれかです。
日本では医薬品医療機器等法(旧薬事法)のもとに「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」の3つに分かれています。

医薬部外品の場合、承認を得る必要がありますので厚労大臣宛に提出する承認申請書には下記のような添付資料が求められています。


実際に私も承認申請書の作成に携わっていましたので「医薬部外品」とはいえ、動物実験のデータをまとめる作業は良心の呵責に苛まれ、苦しんだ時期があります。。。

ただ、現在は実際に動物実験を行って申請された医薬部外品は0.6%だけだそうです。
動物実験を実施しない理由を明確にし、使用前例を基に代替試験の結果を資料として添付すれば済む場合が多いからだと思います。

ならば、今すぐにでもEU同様に動物実験の完全禁止が日本でも施行されるべきではないでしょうか!

新規原料の開発のためではなく、消費者のナチュラル志向が高まる中、「○○エキス」などを主原料とする化粧品メーカーが多くなり、有効成分の効果・効能検証試験が主目的ではなく、安全性を確認するために動物実験を行なっているメーカーもあるようです。発赤が起きないか?カブレがどの程度、起きるのか?。。。etc
治療目的の医薬品ではありませんし、動物実験を実施する必要性が果たしてあるのでしょうか?
人間と動物の皮膚は違いますしね。。。

そんな中、7月17日に嬉しいニュースもありました。

企業のトップが動けば可能だということがわかります。

EU同様、日本も利益優先ではなく環境にも優しく、実験動物を実施しない化粧品事業の構築を心から望みます。