未分類

シーコスメがパラベンを使用しない理由

こんにちは。

厳しい寒さが続く中、インフルエンザも流行というニュースが流れています。
くれぐれも体調管理にお気をつけください。

シーコスメも昨日から新年の仕事をスタートいたしました。

気持ちを新たに頑張りたいと思います。

さて、今日は化粧品の保存料(防腐剤)として使用されている『パラベン』について書きますね。
シーコスメの化粧品にはパラベンを使用しておりません。
現在、『パラベン不使用』といった表示をしている化粧品も多く見るようになってきましたが、「なぜ?」と疑問に思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
ネットで調べると多くの情報が得られますが、今日はシーコスメ商品にパラベンを使用しない理由について書きます。

平成11年8月3日に厚生省研究班の調査報告書が朝日新聞の記事になりました。
化粧品や食品などで幅広く使用されている保存料パラベンの代謝物とみられるパラヒドロキシ安息香酸が血液中から高濃度で検出されたという記事だったのです。

当時、私は医療機関で使用するハンドクリームの商品化プロジェクトに関わっていました。一般販売されるハンドクリームとは少し、勝手が異なります。
医療機関の看護師さん向けのハンドクリームとなると、サージカル手袋への影響や手指消毒剤の効果を下げない処方が求められたりと多くの調査が必要でした。
ちょうど、そのタイミングでこの新聞記事が社内ミーティングの議題にもあがりました。

医療機関、特に大学病院ですと皮膚科医をはじめ、多くのドクターがいらっしゃいます。採用が決まるまでには多くの安全性データの提出が求められますので、慎重に対応いたしました。

皮膚から化学物質が浸入するのか?
社内ミーティングでは多くの意見交換が行われました。外資企業で製造は米国工場でしたので、FDAの資料や米国本社のR&Dとのディスカッションも含めパラベンの使用はしない処方になりました。

平成11年の経験ですが、私が携わった学術調査がベースとなりシーコスメではパラベンの使用をしておりません。

平成30年、この新聞記事から21年も経った昨年の6月24日、東銀座で竹内久米司さんの「経皮毒」セミナーを聴講してきました。製薬会社で外用薬の有効成分をどのように浸透させて効果を発揮させるかという研究をされていた方です。
書籍をお読みになった方もいらっしゃると思いますが、私もたいへん参考になったセミナーでした。

ネットでは経皮吸収に関して賛否両論あります。
化学物質は肌から吸収されたとしても私たちの目には見えません。
接触性の発赤やかゆみとは違うので、なかなかピンときませんね。

安全性とは決して確かなものではありません。ただし、長い時間をかけて体内に溜まる可能性が捨てきれないのであれば、使用は避けるべきだと思います。

今後もシーコスメではパラベンを使用しませんし、自分自身が他の商品を購入する場合も裏面にパラベンの記載があるものは使いません。

来週はもう少し経皮吸収について書きたいと思います。