化粧品の成分について

私はこれまで皮膚にかかわる仕事に携わってきました。
外皮消毒薬や伸縮性テープの粘着剤、医薬部外品、化粧品の処方や厚労省への申請業務・・・
それらの仕事で学んだことは『如何に副作用を起こさないか(主にかぶれ)』です。

医薬品の場合は治すという主作用が重要ですので、効能効果が明確にされています。
副作用についても添付文書等で確認ができます。
治療が目的ですから治れば使用を止めますし、軟膏薬の場合は塗る部位も炎症のあるところだけですから副作用も少なく済むことがほとんどです。

ところが化粧品の場合、使用上の注意は法律とおりの文面が記載されていることがほとんどですので、副作用については分かり難くなっています。
毎日、広範囲に使用したうえ、長期使用によって副作用が出ることもありますから原因が使用しているどの化粧品なのか特定できない場合もあります。

私のような仕事をしていると裏面の全成分表示を見て「なるほどねー!フムフム」とわかるのですが、一般の方には魅力的な効果の広告ばかりが目に留まってしまうと思います。これは仕方がないことだと思います。

ただ、買う前にチェックできれば化粧品が選びやすくなりますよね。

一般の方でも「どんな成分が入っているのかなあ」と関心を持って欲しいと思います。
全成分表示のルールは配合量の多い順に記載しなければなりません。
ただし1%未満は順不同に並び替えて良いという変なルールがありますので、メーカー重視で消費者向けの法律だとは思えませんが。。。

それでも「ちょっと、調べてみてから買おう」と思う方に便利なサイトをご紹介します。

私のような仕事をしている人たちも「なんだっけ?」といった場合に使っています。
化粧品原料と検索すると ”Cosmetic-info.jp:化粧品原料 検索条件入力” というサイトがあります。

https://www.cosmetic-info.jp/jcln/search.php

既にご存知で活用されている方もいらっしゃるかもしれませんが、スマホを使っている方であれば店頭でパッケージに書かれている成分名を入力して調べることが可能です。

 

 

 

 

 

こちらは、紫外線吸収剤という配合目的の□にチェックをして検索キーを押して出てきた成分の一つの例ですが、
規制分類という箇所に「ポジティブリスト」と書かれています。
これは化粧品に使用可能だが、規制された成分という見方をします。過去に副作用が報告されているので配合上限があります。
備考欄には配合上限の記載がされていますね。

弊社ではこの規制対象成分を使用しないことを大前提としています。
この規制対象成分を避けるだけでも副作用を最小限に抑えられると思っています。

弊社がオーガニック化粧品・自然化粧品を取り扱う理由は、人工的に開発された化粧原料を使用しないで済むならばそれに越したことがないと思っているからです。

「過ぎたるは及ばざるが如し」ということわざにあるように植物原料とはいえ、かぶれを起こすことがないように含有量についてはシビアに検証をしていきます。

人は歳をとり、シワも白髪も出てきます。
無理に若い頃の肌に戻そうとせず、健康肌を維持していきたいと考えています。

祖母が庭で摘んだアロエの葉をお酒に付け込んだ化粧水は本当に気持ちの良いものでした。
季節に応じて様々な植物エキスを火傷や傷にも塗ってくれていました。
そんな昔からの知恵で健康肌が維持できるならば、それで十分だと思っています。